介護看護ネットワーク 20100623

 今回は、日本で看護師をされていて、こちらでは介護士の資格を取られた日本人のN子さんの記事を載せさせていただきます。日本で働いていた方の目線で書いて頂きました。

 私は日本で看護師をしていました、英語の上達とこちらのヘルスシステムを知りたいと、PCA certificate IIIを取り、大きい施設を2か所実習しました。

 先生は日本で言う正看護師、準看護師で、講義は6ケ月(実際は実習190時間、があるので、もっと短い)でcareに関することを一通り学びま す。基礎知識として、人体構造に始まり、病気、治療、介護、薬剤、老人学、その上、介護サービスの運営、衛生、first aid, occupational safety,,,,,, 先生が実務経験の長い、シンガポール人で、ケアをするうえで双方ともに事故がないようにと、厳しくそして熱心に教えてくれました。膨大な学習量、専門にな ると一般の看護介護のbackgroundがない人が理解するのは難しいようなこともあり、短い期間でどれくらいクラスメートが講義を理解しているのか疑 問に感じました。

 お部屋は施設によって多少違いますが、居住者の介護の状態に合わせて、おもにローケア,ハイケア、で、ところによっては認知症セクション、を持っ ている施設もあります。その他、respite care(日本のショートステイ、2週間~数カ月)もありました。大きな施設になると、近くにretirement village を持っていて、いろんなサービスを受けることができます。もちろん大食堂で他の居住者と共に食事の他、activity、訪問ケアも受けられます。

 ローケアでは、朝食はお部屋あるいは(ガウン姿でもOK)食堂で、本人が選択できるようになっていました。この施設のマネージャーは、早朝から シャワー、着替えて食堂で食事という決まりはなく、自分の家と同じように、振舞ってもらいたい、できる限り個人の習慣を尊重している。と言っていました。 こういう選択、自由があるのは嬉しいことです。

 スタッフはオーストラリア人。日本人はいませんでしたが、アジア人が多いようでした。インド、パキスタン、スリランカ、アフリカ、フィリピン等の 出身の若い人が多く、介護職で永住権がとれるという噂と、短期間のtrainingで職に就けるという理由でPCAになった人もいるようでした。またなか には お年寄り、認知症の特性を理解せず、自分たちの都合で介護しているPCAもいて、介護が正しくなされていないと思いました。出身国の生活レベルも関係して いるように感じました。

 医師を始め他の医療従事者もかかわっていますが、実際ナーシングホームの日々を動かしているのはナースです。 その下で直接ケアをしているのがPCAです。こういった人たちの正しい理解、適切なケアプラン、そして、介護人の心と十分な人数、費用等々、なかなか現実 は厳しいものがあります。その中でできる限り、良いケアを提供できるように、それぞれ日々努力していらっしゃると信じております。

 介護・看護士、理学療法士など、高齢者介護に関わっている方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。リスト作成をしています。

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