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2009年度JCV活動を振り返って

 8月の総会に向けて、2009年度JCV会長の任期も残すところわずかになりました。

 今年度もおかげさまで、すべての行事を無事終了する事が出来ましたのは、会員および役員のみなさんのサポートがあればこそと感謝致しております。

 この1年を振り返りますと、仕事をしながらJCVの役員として、どちらが本業かわからない時もあるくらい忙しい時もありましたが、今年も又、大変 充実した1年であったと思います。11月のバス旅行、1月の新年会、3月のムーンバのおみこし担ぎ、4月の運動会、5月のジャパンフェスティバルでのドリ ンク販売、カレーづくり、どれ1つを取りましても、皆さんのサポートなしではできませんでした。特に今年は新役員が役員の半分を占め、新役員の方はなれな い仕事で大変な時もあったでしょうけど、皆さんが頑張って下さったおかげで、とても新鮮な2009年度JCVになりました。ありがとうございました。

 会長として今年度、三つの目標を掲げました。
(1)子供の教育と日本の文化継承、(2)皆さんの健康、(3)これからどんどん増えてくるオーストラリアでの日本人の高齢者ケアを考えることです。これらは分科会、同好会でそれぞれ活発に活動をしております。

 そして、それと並行して、常に話題にのぼるのが、「クラブハウスがあるといい」と言う言葉です。このことは1982年、JCVが設立されて以来、 常に話題にされていました。しかし、いつも物件が高すぎる、お金がないで終わっていました。青写真を描く事さえ出来ない状況でした。正直なところ、余禄の ないクラブで、我々の活動費さえわずかについた銀行の利子で運営している状況でした。JCVはあまりクラブ基金集めと言う事を公にしないクラブであったよ うに思います。そして、過去25年間クラブハウスを持たずに来ていましたが、ここで意識を変えていかないと進歩がないと思います。今こそ、何とかクラブハ ウスの基金集めと言う言葉を大きく掲げ、本格的に取り組んで良いのではないかと思うのです。そういった意味では、今のところ、ジャパンフェスティバルが一 番大きな基金集めのイベントではないかと思います。過去を振り返りましても、一度も『これはJCVの基金集めになります』とは、掲げた事がありません。し かし、これからクラブハウスつくりの実現に向かって行くには、掲げた方が良いのではないかと思うのです。我々がそれを望んでいる事が明確に伝われば、 JCV内だけでなく、外部からもアドバイスがいただける機会も多々あるかもしれません。例えば、政府の古い建物とか、もしかしたら何かのチャンスに新しい グラントを見つけたり、具体手的な構想が出来たら寄付の依頼もしやすいのではないかと思うのです。クラブハウスがあれば、日本文化の継承の場として、色々 な物を収集し、子供達に伝えていけるし、これからどんどん増えていく高齢者の皆さん達には、集いの場所であり、日本の文化を感じるハウスになればと思うの です。そんな思いがほうふつしております。皆さんはいかがお思いでしょうか。

 今年度の総会は8月1日(日)です。皆様宜しくご参加下さい。根強いJCVにして行きましょう。