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JCV新年会2011 報告

 1月30 日、テニスオーストラリアオープンの男子決勝戦の日、シティーにあるマルチカルチャーハブで恒例のJCV新年会が行われました。42 名が集まり、私も主人と参加しました。

 12時に開始となり、新ヶ江英子さんの司会のもとにプログラムに沿って進んで行きました。デービス会長の挨拶の後、小竹首席領事から興味深いお話 がありました。今年は1912年1月28日に南緯80度に到着した南極探検家白瀬中尉の生誕150年に当たる年だそうです。それに基づき、1959年1月 29日に昭和基地ができ、1月29日が「南極の日」になっているそうです。JCVが設立したのが1983年1月29日で、南極とJCVは、何かと縁がある とおしゃっていました。また、JCV が掲げている「高齢者ケア」「子供の教育」「健康」の頭文字を取って3Kと称し、それと同じ様に領事館の方も3K、「国民のため」「協力してALL JAPAN」、「経済外交の推進」を掲げているというお話でした。その後、「今年はうさぎ年、ジャンプの年になるように」と乾杯の音頭をとってくださいま した。そして、いよいよ、みんなが持ち寄ったお料理で昼食となりました。小竹首席領事から差し入れの生ガキをはじめ、新年らしく、伊達巻、巻き寿司、いな り、お赤飯、おでん、春巻き、コロッケ、とんかつ、焼きそば等、とても豪華でした。

 JCVの方で用意してくれたお蕎麦を新ヶ江さんのご主人が作ったオクラのトッピングで、「年越し蕎麦」ならぬ「年初め蕎麦」を、おいしく頂きました。

 プロジェクターで映し出された「2010年の紅白歌合戦」を見たり、昨日のアジアカップのサッカーやテニス、年金、孫の話に花を咲かせたりしまし た。昼食の後は、和楽器の演奏がありました。ダレンさんと新ヶ江英子さんの津軽三味線。久保田さんの琴の演奏は、事前にご自分で吹き込んだテープとの合奏 でした。また、土井さんと有志6人による歌の披露もありました。カラオケの映像をバックに、ピンキーとキラーズの「恋の季節」など、50代以上の人には懐 かしい歌で全員で合唱となりました。新ヶ江さんの用意してくれたクイズも、私と主人は、すぐに間違って、賞品を手に入れられませんでしたが、ためになる情 報でした。太鼓の準備の間を利用して、全員で自己紹介をしました。まだ、話をしてない人もいる中、顔と名前を知る良い機会でした。最後の出し物は、坂本さ んと和太鼓りんどうのグループによる太鼓の演奏でした。和楽器の音色は、私の心の奥に沁み込み、ずしっと響きわたりました。どれもみな素晴らしい演奏でし た。午後4時に宮尾副会長の挨拶で、閉会になりました。元気でこの1年を過ごし、また、来年の新年会で会うことを約束して散会となりました。

 今年の新年会も、去年、一昨年同様、メルボルンは気温38度という猛暑日でした。私たちの熱気と屋外の気温上昇とともに、部屋の中も少しずつ暑さ を感じるようになりましたが、クーラーが効いていたので快適に過ごせました。50代、60代の人が多く、若い人が少なかったのは残念でしたが、1年ぶりの 人、久しぶりの人にお会いでき、いろいろなお話もでき、楽しい時を過ごすことができました。いつも家に引きこもりの私は、ストレスも発散でき、元気をもら いました。みなさん、ありがとうございました。

(永嶋喜久江記)